会社を辞めたいのに理由がない時の5つの考え方
会社を辞めたいと思っているのに、どうして辞めたいのかを自分でも分からない時ってありませんか?
退職理由は何ですか?と聞かれた時に、はっきりと理由はこれです!と言える理由が思い浮かばないのです。
私も過去にそういう経験をしたことがあります。
会社に対して、何かしらの不満を抱えている為に辞めたいと思ってはいるのですが、その不満が何なのかが自分の事でありながら理解できていないのです。
結果として、退職理由を聞かれた場合に答えることが出来なくなってしまいます。
今回は、会社を辞めたいと思ってはいるのに、明確な理由が分からないという方達に向けて、理由を明確にすることができる考え方を紹介していきます。
その1:仕事内容を考えてみる
会社を辞めたいと思っているのに理由が分からない時は、今の仕事内容を考えてみます。
自分が今している仕事内容に不満や、違和感を感じている場合に会社を辞めたいと思ってしまうのです。
会社を選ぶ時には、誰もがこの職種がしたい!と思って入社をすることでしょう。
実際に入社をした後で、自分が希望していた職種に就けない場合も多々あります。
例えば店頭でお客様と接する仕事がしたいと思って入社したのに、実際はお客様と接する機会が皆無な職種をしている場合などは、たとえ同じ仕事内容であったとしても、やり甲斐を感じることができないのです。
又は、お年寄りの手助けがしたいと思って介護職に就いたのに、実際は管理業務ばかりをしている場合などもやり甲斐を感じることができないのです。
本来、自分がしたいと思っていた仕事内容と違う仕事をしている場合などには、会社を辞めたいと思ってしまうのです。
会社を辞めたいと思っているのに、明確な理由が分からない時は今の仕事内容を考えてみれば、理由が分かります。
その2:人間関係について考えてみる
会社を辞めたいと思っているのに理由が分からない時は、会社での人間関係について考えてみます。
人間関係が上手くいっていない場合には、会社を辞めたいと思ってしまうのです。
業種によって、多少の違いはあるでしょうが、基本的に仕事というのは周りの同僚と協力をして、こなしていくものです。
しかし、同僚との人間関係に何らかの障害を抱えていると、仕事をする上で非常にやりにくくなってしまいます。
例えば、会議の書類などのコピーを頼みたくても、人間関係が上手くいっていないと、頼みづらくなってしまい、仕事に支障をきたしてしまう場合があるんです。
それが1度くらいであれば、気にしないでしょうが、何度も同じ様な経験をすると、その人と仕事をしずらくなってしまいます。
仕事をしずらいと感じている人がいると、その職場自体を辞めたいと思ってしまうのです。
会社を辞めたいと思う場合には、職場の人間関係に問題を抱えている人が多いことでしょう。
会社を辞めたいと思っているのに明確な理由が分からない場合には、人間関係について考えてみれば、理由が分かるのです。
その3:評価について考えてみる
会社を辞めたいと思っているのに理由が分からない場合には、評価について考えてみるのです。
自分の仕事に対して見合った評価をしてもらえない場合には、会社を辞めたくなってしまいます。
例えば営業職の方の場合は、自分の営業成績が、周りの同僚たちよりも良い成績を上げたとします。
しかし、良い成績を上げていても、貰える給料が他の同僚と全く同額だと不満を感じてしまいます。
自分の仕事の評価を正しくして貰えないと、仕事にやり甲斐を感じる事ができなくなり、辞めたいと思ってしまうのです。
会社を辞めたいと思っているのに明確な理由が分からない場合には、自分の仕事に対する評価が正しくされているのかを考えてみます。
その4:労働時間について考えてみる
会社を辞めたいと思っているのに理由がない場合には、労働時間について考えてみます。
労働時間と言っても、残業時間の多い・少ないなどの意味もありますが、勤務する時間帯も大きく関わっているはずです。
接客業などの場合は、特に勤務時間が不規則な場合が多いことでしょう。
勤務時間が定まっていないと、生活のリズムが崩れてしまったり、家庭の中で孤立してしまう場合もあります。
幼い子供がいる場合には、出勤する時はすでに保育園へ行っていて、帰宅する時間には、すでに子供が寝てしまっているという場合が多いはずです。
そうすると、子供と触れ合うどころか、顔をみる時間さえ限られてしまいます。
こういう場合には、仕事を辞めたいと思ってしまうものなのです。
会社を辞めたいと思っているのに理由が分からない場合には、労働時間について考えてみると、理由が分かります。
その5:自分のやりたいことを考えてみる
会社を辞めたいと思っているのに理由が分からない場合には、自分のやりたいことを考えてみます。
自分が本当にやりたいことが何なのかを考えてみれば、今の仕事を続けていても良いのかが、自ずと分かってしまうのです。
自分がやりたいことを仕事にしている場合は、会社を辞めたいなどとは思いません。
しかし、生活の為に、仕方なく今の仕事をしている場合には、辞めたくなってしまいます。
自分がやりたいことが分からない場合には、興味があることを書き出してみると案外簡単に見つけることが出来るのです。
または、自分が過去に経験をして楽しいと感じたことがあれば、それに関係する仕事に就いてもやり甲斐を感じることができることでしょう。
これらを試しても分からない場合は、5年後・10年後などの将来を思い描いてみてください。
将来の自分がどんな風になっていたいのかを想像してみると、意外とやりたいことが見つかる場合もあるのです。
会社を辞めたいのに理由が分からない場合には、自分がやりたいことを考えてみれば、理由が分かります。
まとめ
会社を辞めたいと思っているのに理由がない時の5つの考え方は
1:仕事内容を考えてみる
2:人間関係について考えてみる
3:評価について考えてみる
4:労働時間について考えてみる
5:自分のやりたいことを考えてみる
以上の5つの考え方になります。
会社を辞めたいと思ってしまうのには、必ず何かしらの理由が存在しているはずです。
この5つを考えてみることで、自分が会社を辞めたい理由が見つかることでしょう。
コメントを残す