会社を辞めたいと考えているけど、引き止められてしまうかも…と思っている方に、引き止めに合わずに済む方法をお教えします。
退職を願い出ているのに、説得をされてしまうことが実際によくあります。
会社側としては人員が減ることで他の社員の負担が増加してしまい、退職者が増えてしまう事を懸念している場合・人員を補充しても教育などをしなくてはいけない等の理由から、出来ることなら辞めて欲しくないと考えて引き止めてきます。
引き止められる側も退職理由によっては、もうしばらく我慢しようと思ってしまい、会社を辞めにくくなってしまいます。
そこで今回は、会社を辞めたい時に引き止められずに済む対処法を5つ紹介していきます。
あなたの実践しやすい対処法を取り入れてみてください。
その1:繁忙期を避ける
会社を辞めたいのに引き止められてしまう場合は、繁忙期を避けて退職を願い出れば良いのです。
繁忙期が迫っている時期に人員が減ってしまうと、他の社員の負担が増えてしまうことになります。
負担が増加することによって、退職者が増加してしまうことを懸念して引き止めに遭ってしまうのです。
職種によって繁忙期の時期は違うとは思いますが、勤務しているのであれば、いつの時期が繁忙期で、いつ頃が落ち着く時期なのかは予想がつくことでしょう。
仕事が落ち着いている時期に退職を願い出れば、引き止められる可能性は少なくなります。会社を辞めたいと思っているのであれば、繁忙期が過ぎた後で退職を願い出れば引き止めに遭わずに退職する事ができます。
その2:退職を考えていると相談しない
会社を辞めたいと思っている時は、退職を考えていると相談をしてはいけません。
上司や同僚に退職を考えていると相談をしてしまうと、即座に引き止められる事態になってしまう可能性が高くなってしまうのです。
あなたが新入社員で、まだ仕事を覚えていない様な方であれば、すんなりと退職できるかもしれませんが、ある程度の経験をしている方である場合には引き止められます。
あなたが会社を辞めてしまうという事は、会社にとっては痛手になってしまうのです。人手を補充したとしても、すぐにあなたと同じ仕事をこなすことが不可能だと思いませんか?
新人を教育するという、余計な仕事が発生してしまうのです。
その事態を避ける為にも、相談された段階で引き止めようとされてしまいます。
また、上司に相談をした場合には、上司の評価に関わるからという場合も存在することでしょう。
あなたが会社を辞めることで、自分の評価が下がってしまう場合は相手も必死になってきます。
あの手この手を使って、引き止めようとするはず!
時には、脅しとも取れるようなことを言われたりする場合もあります。
同僚に相談した場合には、自分の仕事の負担が増えてしまうからなどの理由によって引き止めようとすることでしょう。
会社を辞めたいと思っているのであれば、退職を考えていると相談をしてはいけないのです。
その3:労働条件を理由にしない
会社を辞めたいと思っているのであれば、辞めたい理由を労働条件にしてはいけません。会社側としては、退職されることを避けようとするものです。
辞めたい理由が労働条件なのであれば、待遇を改善するからと言って引き止めようとしてきます。
残業時間などの場合は、1週間の残業時間を減らすから残って欲しいと言ってくるはずです。
給料面が理由なのであれば、昇給を提案・仕事内容が理由なのであれば、部署移動を提案してきます。
本当にあなたが会社を辞めたいと思っている理由が労働条件なのであれば、改善してもらえるのですが、真の理由で無いのであれば、労働条件を理由にすると必ず引き止められることになるのです。
会社を辞めたいと考えているのであれば、辞めたい理由を労働条件にしてはいけないのです。
その4:転職先を決めておく
会社を辞めたいと思っているのであれば、転職先を決めておけば引き止められる事はありません。
この対処法は実力行使の方法になってしまいますが、次の職場が決まっていれば、引き止めようと思っていても、引き止める事など出来ないのです。
あなたが転職を迷っている場合には使えない対処法ではありますが、今の会社を辞めたいと本気で思っている場合には、引き止めに対処できる1番の方法になります。
あなた自身にとっても、会社を辞めてから職場探しをするよりも、在職中に転職先を決めておく方が生活の不安などを払拭できるはずです。会社を辞めたいと思っているのであれば、転職先を決めておくと引き止められる心配は無くなります。
その5:退職届を提出する
会社を辞めたいと思っているのであれば、退職届を提出すればいいのです。
退職願を提出して、上司などに引き止められた経験がある方は、使えない方法だと思ってしまったかも知れませんが、「退職願」と「退職届」は違います!
おそらく引き止められた経験がある方が提出したのは、退職願だったはずです。
退職願の場合は、会社側が受理をしないと効果がありません。
会社側が却下・拒否をすることが可能な文書になっています。
しかし、退職届の場合には会社側が拒否をすることが出来ないのです。
これは法律でその様に決められている事になります。
「退職させてください」と、「退職します」この2つの言葉は、よく似てはいますが、意味が違うのです。
会社によっては、退職願を受理した後で、退職届を提出して欲しいと言われる事も実際にあります。私が以前に勤めていた会社が実際にそうでした。
まず先に退職願を提出後に、退職届を提出した経験があります。
会社を辞めたいと思っているのであれば、退職届を提出すれば引き止められません。
まとめ
会社を辞めたいのに引き止められる時の対処法は、
1:繁忙期を避ける
2:退職を考えていると相談をしない
3:労働条件を理由にしない
4:転職先を決めておく
5:退職届を提出する
以上の5つになります。
上の方3つは、優しい印象の対処法になっており、残りの対処法は強行手段の対処法になっています。
会社側の対応・あなたの性格等によって使える、使えないなどがあるでしょうが、私としては退職届を提出することをおすすめします。
何故なら、会社を辞めたいと思っているのであれば、引き止められる事を断る行為をすること自体が申し訳ないと思ってしまうからなのです。
退職届を提出してしまえば、説得行為などをされずに退職することができますから…。
あくまでも、あなたの使いやすい対処法で良いと思っています。
これらの対処法を取り入れて、実践に活かしていただければと思います。
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